学校で評価される人と社会で評価される人は違う
学校で評価される人と社会で評価される人があまりにも違うということで、自分なりに整理してみました。
※今後学校教育が変わり評価される人も変わってくる方針ですが、ここでは今までの学校教育で評価されてきた人として考えます。
学校で評価される人
・授業中は静かに先生の話を聞く
・与えられたことを勉強する
・一人でコツコツと勉強する
・ノートを綺麗にまとめる
・黙々とテストを受ける
・与えられた問題を解いて適切な答えを求められる
・テストで良い点数をとる、成績が良い
社会で評価される人
・主体的に動ける
・チャレンジ精神がある
・周りを巻き込める
・明るくて笑顔がある
・チームワークを大事にできる
・コミュニケーション力がある
・その場に応じた最適な決断ができる
…違いすぎる、てか真逆すぎる
大きく整理すると
学校で評価される人は内向型、受け身
社会で評価される人は外向型、積極的
だと思います。
このギャップに苦しんだ人は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
私事ですが、私は内向型人間で一人でコツコツ勉強するのが比較的得意な人間です。なので学校では比較的評価されてきました。大学生になっても真面目に講義を受けて、テストに向けてコツコツ勉強して、それなりに良い成績を取って評価されました。学校生活しか経験してこなかった私はそういう人が評価されるもんなんだって思い込んでたんです。(ある意味世間知らずのバカだった)
しかし、その思い込みが覆されたのが大学2回生の夏、ゼミの選考面接で落とされたときでした。私がそのゼミを志望していたのは自分が興味ある内容を研究していて、活発な活動をしていて、人気のゼミだったからです。倍率は高かったけれど、講義に真面目に出て、勉強して良い成績をとってることが強みにできれば大丈夫だろうと思っていました。
でも結果は落選でした。当選した人は、チームワークが得意そうな人とか、ムードメーカーな人とか、明るい人とか、話すのが得意な人とかそんな人たちでした。もちろんその人たちの中にも、講義に出席してコツコツ勉強して良い成績を取っている人たちもいると思いますが、上に書いてるようなことができていないとダメみたいな感じでした。
正直、学費を払って講義も真面目に受けて、勉強もして良い成績をとったりしてんのに、講義を真面目に受けず遊んでるような人たちが当選するとかこんな性格的な理由で自分の研究したいことも研究できないことってあんのかとちょっとイラつきましたが、、
とにもかくにも内向型人間の自分が評価されないことにこのとき気づきました。
それから社会で求められる人物像を調べたり、
社会人の方からお話を聞いたりして、自分は社会で評価されない人間であることを強く自覚はするようになりました。
一気に将来に対して不安が募り、無気力状態にもなったりしました。
これではいけないと、コミュニケーション力を鍛えようとしたり、人と仲良くなれるようにしたりしたんですけど、失敗続きで心が折れました。そもそも自分の性格を変えることってすんごい難しいですよね…
こんな感じで、学校で評価される人と社会で評価される人のギャップに苦しんでました。今はもうそういうもんなんだと開き直っている部分はありますが。
望むことは、日本の教育がギャップを少なくするように変わること、学校でも社会でも内向型人間も外向型人間も評価されるようになることですかね。後者がかなうのは難しいと思いますが…